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ウイルス対策に FFコートで抗菌処理
2020年6月2日
「自然放射線触媒」で強力な抗菌作用
ウイルスに4時間で効果
様々なウイルスに効果が期待できます
抗ウイルス性能評価試験開始後 4時間経過時において
抗菌活性値「2.9」という高い抗菌性を示しました
この数値はウイルスを99.8%減少させるという効果を示します。
エンベロープという膜状の構造を持つ構造のエンベロープウイルスに高い効果が確認できました。
エンベロープウイルスはエンベロープが破壊されるとウイルス本体もダメージを受け易く、
耐性が低いという性質があります。
したがってエンベロープをもつ様々なウイルスに有効であると考えられます。
害を及ぼすカビにも有効です
代表的な62種類の菌に対して「カビ抵抗性試験」を実施。
28日間の培養期間において「菌の発育がまったくみられない」という評価結果を得ました
FFコートの特徴
1 放射線触媒でウイルスやカビを強力に酸化分解
2 継続的な抗菌作用による消毒回数の低減
3 食品安全基準適合 燃焼性試験で実証された安全・環境性
4 美観性に優れ、あらゆる素材に密着し高耐久被膜を形成
5 薄く塗り伸ばして拭くだけ 簡単施工
幼児が触れる床や遊具にも
多数が利用するトイレにも
新型コロナウイルスの影響で世界的な混乱が起きています。
このような時代に自身や家族の健康を守る為、我々ができることはなんでしょうか?
ウイルスの感染経路
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。 ※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。 ※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチ、便器など
飛沫感染は「密閉」「密集」「密接」の3密を回避することが有効手段とされていますが
接触感染を防ぐにはどのような手段があるでしょうか
それが「除菌」と「抗菌」です。
「除菌」と「抗菌」の違い
「除菌」
除菌とは菌を取り除くことです。
効果は一時的で、定期的に作業を繰り返す必要があります。
製品としてはアルコールや次亜塩素酸系除菌剤などがあります。
「抗菌」
抗菌とは「菌の増殖を抑制すること」
継続的に生息し難い環境をつくることです。
製品としては各種加工品や光触媒などによる抗菌製品があります。
「光触媒」とは
化粧品などにも利用されている酸化チタン化合物が光(紫外線)を触媒として活性反応を起こし、発生した活性酸素の酸化還元反応によりウイルスなどの有機物を酸化分解する作用です。
光の当たらない暗所では抗菌作用がないという欠点があります。
自然環境下における放射線について
宇宙から放出され、または岩石など大地から放出される放射線で、アルファ線、ベータ線、ガンマ線を放出しており、線量は弱いがエネルギーは光よりも大きく、我々が生活する環境の中に存在しています。
「放射線触媒」のFFコート
コート剤に添加してある金属複合チタンは自然環境における放射線を触媒とし、発生した活性酸素の酸化還元反応によりインフルエンザウイルスなどの有機物を酸化分解します。
放射線を触媒とする為、暗所でも活性反応を起こし 高い抗菌、防汚、防臭性能を有します。
FFコートは基材表面に約2ミクロンの超薄膜を形成するシラン系コーティング剤です。
布、土以外の様々な基材に施工可能で、基材との密着性が高く、有機物や紫外線からの影響も少ない高耐久被膜を形成します。
乾燥後は食品衛生基準を満たす安全性と 燃焼性試験においては難燃性を示しており、万が一の火災時に有毒ガスの発生もなく、環境性の高い製品です。